あらすじ
―――夕方の墨田区。
この街はいろんな音があふれている。
そして、いろいろな顔をもっている。
そんなこの街の裏側には、神々や妖怪たちの住まうもう1つの世界があるそうだ。
けいたは神社で落とし物を探していた。
同時刻、その裏側で灯は行燈を抱え神社へと逃げ込んだ。
逢魔時。夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わるその時間。
魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信じられているその瞬間、
けいたは別世界へと迷い込んでいた。
...今にも夕闇に飲まれそうな、裏側の街へと。
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