登場人物
※キャスト様のお名前、敬称略で表記させていただいております。
主な登場人物
ただのにんげん 寿(ひさし)
声:宮利
名字が稀に見るほどの変わっている苗字でそれが一番のコンプレックス。
絶対に名字で呼ばせない。
度を超えたネガティブでひねくれもの。
幼少期は親の行き過ぎた教育方針により、ほぼ軟禁状態で過ごした。
そのころの思い出はあまり残っていない。そもそも思い出がない。
けいたとは幼稚園からの友人。けいたくんひさしくんの仲。
お互いもうすぐ成人するので頑張って名字で呼び合うよう努力している。
座敷童兄弟次男 朝陽(あさひ)
声:紅原ユウ子
座敷童三兄弟の次男。ちゃきちゃきの江戸っ子。
喧嘩っぱやく口も悪いが優しい。昨日の敵は今日の友達。
なんだかんだ面倒見がいいやんちゃっ子。
しげじいのことが大好き。
家を燃やそうと言い出した寿に最初にキックをかましたのが朝陽だった。
正義あふれる無邪気っ子 キツネ
声:小音
キツネのお面をしたセーラー服の少女。
制服の上に羽織を着ており、そこからは鋭い爪のある大きな獣の両手がのぞく。
そんな容姿だが半妖で、まだ半分は人間である。
無邪気で元気。「うけるー!!やばーい!!」とたいていの事がツボに入る。
脱サラふわふわお兄さん ガスマスク
声:長門ゆきむら
ガスマスクをしたおにいさん。30歳。ふわふわした雰囲気からか若く見える。
スーツに羽織に下駄。脱サラしてお豆腐屋さんになった。
ガスマスクがないと、「息ができない」らしい。
「あの人は得体が知れない」と妖怪たちから恐れられている。
可憐なる梅の神様 白咲(しらさき)
声:浅見ゆい
わらわはしらさきである。うぬはなんと?
無垢でかわいらしい少女のような姿だが、まとう雰囲気は大人びていて神々しくて怪しくて高貴で、まさしく“神様”。
この地域の音を“すべて聞いている”らしい。
白梅(しらうめ)天神社の御神木に宿っている。
愉快な仲間たち
寿の友達 けいた
声:松永みとせ
19歳。もっぱら寿のツッコミ係。
ポルシェという名前の激安(大学生のお財布に優しい9万8千円)の軽を所持。
ごくごく普通の男子大学生、友達思い。
ふざけることも多いが、両親が死んだ寿のことを気にかける真面目な子。
座敷童三兄弟長男 夕陽(ゆうひ)
声:有村まよ
座敷童兄弟の長男。すごく静かな子で淡々としゃべる。
豪快に攻める朝陽とは反対に静かにじわじわと攻めていくタイプ。
しげじいの孫である寿が新しい旦那様であることを理解しており、
裏側の世界についてもすこし詳しいようである。
朝陽のストッパー役。
座敷童三兄弟末っ子 まろ
声:須藤水波
座敷童兄弟の末っ子。
本名なのか定かではないがまろはまろ。
「あー」や「うー」などでしゃべるが会話は成立する。
もしかしたら兄弟の中ではいちばんつよいのかもしれない。
イケイケ後期高齢者 しげじい
声:櫻井智夜
愛称:しげじい。
生前は人間界妖怪界ともに名をはせたイケイケな後期高齢者。
座敷童をはじめとした妖怪たちに好かれていた。数年前に他界している。
表と裏を行き来できる稀な人物。
彼が住んでいた家は今でも妖怪たちのたまり場となっている。
作中に登場する妖怪たち
猫息子
声:たまちゃん
猫娘ではなく猫息子。寿の家を狙って度々やってくる。
猫息子なだけあって、猫達との結束が強い。
最近は霊力が弱まり、幼い子供みたいになっているが元々はもっと強い。
仲間のためならがんばる。にゃー!
鬼大将の息子
声:あおいろ
鬼大将の息子で、手下も多い。便乗してくる妖怪といつも一緒にいる。
なお彼は手下というわけではなく、どちらかといえば仲間みたいなもの。
便乗妖怪と一緒に寿の家を狙って度々やってくる。
かわいいんじゃない、かっこいいんだ!!
便乗妖怪
声:蜂月きいろ
鬼大将の息子と一緒に行動しており、度々寿の家に来る。とりあえず便乗してくる。
合いの手も入れてくる。そーだそーだ!
絶妙な合いの手には寿も困惑する。
素性が一切不明の妖怪で、便乗妖怪もなんとなくつけられたあだ名である。
一反もめん
声:永井晶
度々寿の家にやってくる妖怪のひとり。
ひらひらと漂いよく風に飛ばされている。
そして隅田川に落ちる。べちゃあ。
ドロドロさんたち
声:浅沼諒空、永井晶、渡部悠奈
裏の世界でうごめく人の形をした物体たち。
妖怪よりも数が多い裏の世界の住民である。
表の世界での人の歪みが裏でドロドロしたものとなって具現化している。
いろいろなタイプがおり、大きさも表側の人間の歪みの量によって変わる。